ここのところ、田んぼの中耕作業など忙しく、やっとこ田んぼの水入れを始めます。
　
田んぼには入水口(水口)、排水口(田尻)、地下の排水を行う暗渠(あんきょ)があります。
　
水口では、水がスムーズに流れるように流れてきた土や生えている草を取り、必要ないときに水が入ってこないように板を加工したりします。
　
排水口では、田んぼの水位を調整する働きがあるので、田んぼの土の高さがどのくらいを考えて同じく板で水が流れ出てしまわないように調整します。
　
暗渠は地下に溝を掘り中に砕石と中空パイプを埋設し、表面に土が入らずなおかつ水が抜ける専用のシートをかぶせて田んぼを埋めてあります。
稲刈りから春起こしまでは田んぼが排水できようふたを取ってありますが、これから水を張るので暗渠にふたをしてあげます。
　
大きい田んぼから小さい田んぼ、当農場には何十枚もの田んぼがありますが、すべての田んぼで同じ作業を繰り返します。